
私たちについて
代表 あいさつ

代表理事 後藤 浩二
これからの地域づくりには、あきらめない強い心が必要です。そこから生まれる「考える力」がきっとあなたを成長させてく れるはずです。
飯南町は人口約4,400人、年々進行する過疎化と高齢化、慢性的な担い手不足と後継者不足に対処すべく「地域振興に挑戦する地元出身のUターン者や地区外からのIターン者の定住促進」を地域活性化の柱として、行政・住民・事業所一体となって取り組んでいます。
しかしながら、Iターンで移住してきた方にとっても、慣れない土地での生活や経済的な不安などのミスマッチから、この地を離れるケースもあり定住促進にも課題があります。
そうした状況の打開に「特定地域づくり協同組合制度」を活用し、
(1)一定の給与水準を確保した職場の創出。
(2)労働需要に応じた複数の事業に従事するマルチワークで、広い視野で飯南町を体感しながらスキルアップ。
一般的な会社勤めと違い、複数の事業所で勤務するためコミュニケーション能力向上と事務局のサポートにより、定住へのハードルを下げることができると考えています。
この取り組みが組合員の担い手不足の解消、事業の維持・拡大を促進するとともに、前職での経験やスキルを発揮いただき、新たなビジネスや付加価値の創出など地域経済の活性化に資することを願っています。
マルチワーカーと働き方改革
人的資源のSDGsを目指して!

マルチワーク(季節や時間で複数の仕事)で自分の可能性を見つめる働き方
中山間地域におけるマルチワーカーの必要性
現状の人口動態や出生数から想定すると人口減少、就業人口の減少は避けられません。 特定の分野だけでは、顧客が少なく商売として成立しなくなる場合もあります。 今まで専門家にお願いしたことも自分で行う必要が多くなる多方面の知識と経験が必要です。 特に自然や動植物を相手とする農業経営は、幅広い知識と経験が必要(多方面での経験と知識の習得)です。 そうした状況から地域づくり協同組合の存在意義はますます高まると思われます。 組合での経験と知識を生かし、ステップアップできるのが理想であるが事業所の規模や自然条件、設備投資等を考えると非常な困難を伴う場合も想定されます。(本人の希望と夢を尊重し、その実現に向けた制度も検討) 飯南町地域づくり協同組合が総合人材センターとして地域に認知され、そこに働く派遣職員もマルチワーカーとして一目置かれることを目指したいと思います。